◆柿
あれよあれよという間に、早11月です。今年もあと2ヶ月となりました。
クルマで出かけると、柿が鈴なりになっていて、放置されているのを目にします。
それを見ると、1年前を思い出します。ババ様2人を連れて三方五湖に行った時を。鈴なりの柿が放置されているのを見て、義母は「この辺の人は柿を取らないのかなぁ」と見るたびに声に出しておりました。そして、モノレールで山頂まで上がり、少し距離のある見晴らし台に行くと言い出した2人のババ様。時間をかけて、休み休みに行った2人。景色を堪能しておりました。最後のお出かけでした。義母は2月に、実母は8月にあちらの世界に旅立っていきました。秋が深まるとともに無常を感じております。
そんな折、こちらが届きました。
紀ノ川柿です。毎年贈って頂けることに感謝し、早速2人にお供えいたしました。
そして、頼んであったこちらも…。
地元の平種無し柿です。100個あります。これを剥いて干した時には、お天道様は西の山に沈んでおりました。
本来の仕事とはかけ離れている、雑貨屋の親父です。
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